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地球という惑星でのできごと

世界で、寒波や地震と自然界の異常が起きています。

地球のなんらかのサインと思います。

そして私たちの想像を遥か超えるスケールでそれらの現象が起き、人類の

無力さをことごとく認知させられていると思います。

 

 

わたしも記憶にすごく強く残り、あの日を境に心境の変化を感じる出来事があります。

 

東日本大震災

2011.03.11 東日本を襲った大地震です。

 

当時、わたしは職場にいました。

通常業務中、普段から地震は起きていたので「地震だ」の認識程度で

業務を継続していました。

しかし揺れが収まるどころか、どんどん激しくなり、

「いつもとは違う」の危機感を感じ、同僚と避難を始めました。

 

天井灯は大きく揺れ、通路を通過直後に窓が大きく揺れ、割れました。

建屋の外に出ると立っていられず、しゃがみこむ人、電信柱にしがみつく人…

貯水槽の水は海のように波を立てこぼれていました。

 

間もなく電気も全て落ち、世界がどうなっているのか?不安が襲ってきました。

家族に連絡を…と思い電話をしましたが、携帯の回線は不通に…外部の情報が全くたたれました。

 

余震が続き、避難場所の待機を命じられ、途方に暮れていました。

凍える寒さの中、めったに雪も降らない地域なのに雪が散りはじめ不安が増すばかりでした。

 

その中、一通のショートメールが…

家族の安否を知らせる内容で、そのメールに救われました。

 

 

余震も落ち着き、解散指示がやっと出て、帰路につきました。

 

職場を出ると、一般道は大渋滞。

信号機は全て止まり、警察官が誘導している状況でした。

その中も余震は来ますし、携帯も不通ですし、不安の帰路でした。

 

普段ですと職場まで30分程ですが、約3時間かかり、やっと帰宅できました。

 

家族の顔を見たときの安堵感。とても強く感じているのを今でも鮮明に覚えています。

 

自宅は電気の復旧は早く、テレビが観れる状態になっていました。

 

そのテレビで…津波の状況を初めて知りました。

 

…言葉を失いました。

 

 

自然の驚異

人間の無力さ

 

この2つを思い知らせれました。

 

 

地球上に存在する人類

地球そのものにかなうはずがありません。

 

その日、ときより強い余震も続いていたので子ども達は車内で一夜を過ごしました。

 

自分自身も不安でしたが

子ども達の不安も想像以上のものと

感じました。

 

今まで家族の為にと思うばかりに

仕事を懸命にしてきましたが

まず第一に【家族を守らなくてはいけない】

 

この気持ちが強く感じることができました。

 

自然災害では

人間は本当に無力で

働くことすら出来ない状況になる。

 

いわゆる、その状況下では仕事を懸命に

頑張ろうが何も得ることはできない。

 

まず、生きる為には…どうすべきか?

 

その知恵を優先に日々を生活しなければ

この様な事態になったときに何の役にも立たない…それを学ぶことができたと思います。

 

わたしの体験以上に大変な体験をした方々を

思うと心苦しいのですが

 

「生きる」為には

どう行動すべきか…を考えさせられました。

 

わたし達は地球で生活をさせていただいてます。その地球に勝るものはなく、この地球を

大切にできるのも、わたし達しかいないと思います。

一人ひとりが、その気持ちを持って、未来の地球を作り上げていく事を望みます。

 

わたし達の子孫の為にも…。

 

 

ありがとう。

 

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